表記/記載ルール(映画)

【記載作品の基準】

[TVムービー]
ここでは次の条件に該当する作品を「TVムービー」と定義しています。

  • 海外で単発放送されたテレビドラマ
  • 連続ドラマから抜粋して日本で単発放送された海外ドラマ

[記載対象外作品/番組]

  • オリジナルビデオ作品によるドラマ・アニメ
  • 海外のドキュメンタリーTV番組(ただし、映画専門枠で放送された場合は例外的にTVムービーとみなして記載しています)
  • 映画専門枠で放送された、映画以外の日本制作TV番組
    例:「金曜ロードショー」で毎年放送される「日本アカデミー賞授賞式」、「月曜ロードショー」で時々放送されていた映画名場面集特番、’86年の「金曜ロードショー」で数本放送された日本の単発テレビドラマ、など。

【作品名の表記】

[邦画]
テレビ放送の際、作品名が劇場公開時とわずかに変更されている場合がありますが、基本的に公開時のタイトルを優先的に記載しています。

[外国映画の邦題]
邦画同様、わずかな変更であれば基本的に公開時のタイトルを記載しています(番組表の誤記という可能性も考えられるため)。
ただし劇場公開時と大幅に違う、テレビ放送用独自の邦題の場合は、放送時の邦題を記載しています。その場合、基本的に放送当日の新聞のテレビ番組表に記載されたタイトルでの表記にしています。

[邦題の特定が難しい場合]
さまざまな理由で、放送時の邦題が判明しづらい場合の判断基準を以下に示しました。

  • 番組表のスペースの都合上、タイトルが省略されていると考えられる場合 → 省略されてると推測できる部分を、過去放送時の邦題を参考に補足。
  • 邦題の一部なのか、作品紹介のために添えられた番組表独自のキャッチコピーなのか不明 → 別日に放送された際も使われている文言なら、邦題と判断して記載。

【作品情報の表記】

作品名の右脇に公開年・制作国・制作会社を( )内に示しました。

[公開年]
制作国での初公開年。諸事情により、制作からかなり遅れて公開される場合もありますが、その場合でも公開年を示しています。

[制作国]
資料によって制作国が諸説分かれる場合がありますが(特に複数国の合作の情報)、その場合は信頼性の高いと思われる資料複数で確認できた情報を記載しています。
また、国名の略称は一目で判断しやすい代表的なものだけを使用しています。
(使用略称:日本→日/アメリカ→米/イギリス→英/フランス→仏/イタリア→伊/ドイツ→独/西ドイツ→西独/中国→中/ソ連→ソ)

[制作会社]
記載情報が膨大化・複雑化するのを避けるために、最小限の記載にとどめています。
そのため日本の制作会社、さらに主要と判断できる制作会社のみを明記しました。
なお、複数の団体の制作の場合、主要と判断した制作会社以外は「他」と示しました。

【補足情報欄】

[初放送の最新話題作]
テレビ初放送であり、日本での劇場公開から5年以内の放送、さらに以下の条件のいずれかに該当する作品を当時の「最新話題作」とみなしてピックアップしました。

①日本での興行収入10億円以上
②主要映画賞の作品賞受賞、またはノミネート作品

なお、①に該当する場合は、年間興行成績ランキングの順位を並記しています。

【放送回数】

各作品がどれくらいの頻度で全国ネットで放送されたかを一目で把握するために示しています。
左列の数字はこの放送時点での放送回数(この放送が初放送なら「1」)で、右列は現在までの通算放送回数です。
なお、放送当時の新聞のテレビ番組表をベースにしているため、当日の急な放送予定変更が未確認の場合、計数に誤差が生じている可能性もあります。

[計数対象範囲]
年月:テレビ本放送開始から現在まで。
放送形態:地上波放送の全国同時ネット放送
時間帯:夜7-10時台